唇は皮脂腺や汗腺もないので、皮脂膜を形成出来ません。
その為、大変デリケートなパーツです。
それに加え、女性の50歳前後は更年期に当たり、女性ホルモンが激減する為、
肌は敏感傾向にあります。
水分量も減りますので、唇はさらに荒れやすくなります。
そんなデリケートな唇ですが、顔の肌のターンオーバーが28日周期に対して、
唇のターンオーバーは3日~5日と早い為、まめにお手入れをすれば、
その分効果も早く現れます。
唇にやってはいけないNG行為
- 皮をめくる
- 舐める
- 口呼吸
- 食事で汚れたままにする
- リップクリームを日に何度も塗る
唇の皮をめくる、唇を舐めるのはもっての他ですね。
なのに私はストレスを感じると、唇の皮をめくってしまいます。
無理にめくるとその後に張る皮は分厚くなって、またそれをめくって・・・・の繰り返しです。
ぐっと我慢して自然にめくれるのを待つしかないですね。
口呼吸がいけないのは、息に含まれる水分が唇につき、
その水分が蒸発する時に乾燥してしまう為です。
そして意外なところは、リップクリームを日に何度も塗る行為。
ターンオーバーの妨げになるばかりか、唇への摩擦で刺激になるのです。
唇のお手入れ方法のポイント
- リップクリームは1日5回までとします
- メントール・香料・着色料の入ってないものを選ぶ
- しわに合わせて、縦に塗るのが正解
- 歯磨きの前にリップクリームを塗り保護します
まずリップクリームの選び方ですが、メントール・香料・着色料などの入っていない
低刺激のものを選ぶのが良いでしょう。
スティックで固いものは、摩擦が強くなりますので、指に取って温めてから
塗りましょう。
歯磨き粉は合成成分が多く、荒れた唇には大変刺激が強いです。
なので歯磨き後ではなく、歯磨き前に塗って保護しましょう。
食事前も出来たら塗るといいのですが、3回の食事後、2回の歯磨き後ですと
すでに5回になってしまいますね(笑)
私はロクシタンのシアバターを塗っています。シアバター100%で
とても保湿力が高く唇に留まるので、塗る回数が減ります。
軽いリップクリームを何回も塗り直すよりは、重めのもので回数を少なくした方が
摩擦も少なく済むのではないでしょうか。
年齢とともに唇に現れるしみ・ほくろ
先日鏡を見て愕然としました。うっすらしみが出現していたのです。
そうです、唇も顔を同じようにしみやほくろが出来るんですね。
原因は1つは紫外線。
室内では普通のリップクリームでも構いませんが、
外出時は、UVカット剤(日焼け止め)入りのリップクリームを塗るのが良いでしょう。
ただ荒れが酷い時は、UVカット剤も刺激になるのでその限りではありません。
もう1つの原因は色素沈着です。
口紅の落とし忘れがあると、油分が残りそれが色素沈着を起こします。
口紅が落ちてしまっていても、油分は唇に残っています。
ですので、唇も忘れずクレンジングするようにしましょう。
最初にも書きましたが、唇はターンオーバーも早いですので、
荒れていても回復が早いですし、こまめなケアで健康な状態を保てますので、
気をつけてみてくださいね。